君の傍。







「どうしたの…………?」







李夜桜はさっきまで機嫌良かったよね?








「ねぇ?」







「涼くんのせいじゃないよ?李夜桜が出てったの。」






涼が言わんとしていることに聞かれる前に答える。







「そっか。」






そう言って、自分の席に座った。







と、言っても奏丞の隣なのだが。





< 37 / 67 >

この作品をシェア

pagetop