君の傍。
でも、自分でそう言っちゃうほど、周りの反応がすごいんだ。




中学校の入学式、





とっても可愛い女の子に声をかけられた。






頬をピンクに染めて、女の僕でも抱きしめたくなっちゃうくらい可愛いかったんだ。







始めは何がしたいのか分からなかったんだけど、その子の口から発せられた言葉で、
ようやく気付いた。







その言葉とは、



『涼クン、
一目惚れしました。
付き合ってください。』



というもの。






あ!!!


もちろん、断ったよ!!!




向こうにも、僕が女だって教えて丁重に。


これでOKしてたら僕、完璧ヤバい世界の住人じゃん!!!







断じて、僕は、そっちの世界の住人じゃありません。



はい。





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