君の傍。

いや、いや！いや！！！！





誰か！





誰か！！！







助けて！！！！！！









「りょーちゃん！！！！！」



ぐいｯ！



「どうしたの……？急に出て行ったりして……」








心配したような李夜桜の目。



「李夜桜には関係ない……！」


李夜桜の腕を振り払い走りだす。






いつもなら護りたいって思う目。なのに、そう思えなかった…


何で？





腕を振り払ったときの悲しそうな目。

いつもは絶対そんな目させないようにしてるのに………











何で？








何で？？







何で？？？









誰か、教えて！








僕を助けて！！！