執事の加藤さん。


『奥村さん』

通称【執事の鏡】
俺達、執事の中ではそう呼んでいる。

奥村 潤 (オクムラ ジュン)
年齢不詳。何回聞いても教えてくれない。
須賀家の長男、つまりはお嬢様のお兄様の執事担当や秘書、その他諸々をしている。

黒フレームの眼鏡をしており、知的な見た目。
外見通り知的な方だけど。眼鏡外してもイケメンだし、頭良いし、運動神経抜群だし、俺たち執事の中では憧れ的存在だ。



そんな奥村さんに、直ぐ近寄ったお嬢様。
俺がお嬢様の執事をし始めて思ったが、きっとお嬢様は奥村さんに『ホの字』なのではないかと思っている。

だって、目をキラキラさせて、話している時も頬を赤らめて、楽しそうにしている。

もし、お嬢様に尻尾が付いていたなら、ブンブン尻尾が取れるぐらい振っているだろう。

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