執事の加藤さん。


「なっ、なん、何でしょうか、お嬢様?」

まじ、ビビったわ。だってこっち見てたんだもん。ちょっと何かの一種のホラーかと思ったぜ。

俺はビビった気持ちを隠しながら、お嬢様を見る。



「別に…」

「別にって…。見てたじゃないスかー、気になるんですけど」

「あの…さ、」

「はい」

なぜか、モゴモゴしながら、中々話をしようとしないお嬢様。
なぜ…?




まさかっ!!!












「御手洗いに行きたいのですか!?」

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