執事の加藤さん。


きゅーぅん。



何だ。



何なんだ。



何か、胸の辺り、いや、心臓!?が痛い…。
痛いっていうか何と言うか、言葉に出来ないような、この感情は一体…何なんだ。








あ、やべ。
何か泣きそうなんですけど。
お嬢様の嬉しそうな顔を見て、俺、泣きそうなんですけどッ!!



本当、何なのコレ。



俺は、これ以上お嬢様の顔を見ていると本当に泣いてしまいそうだったから、顔を少し逸らした。

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