執事の加藤さん。
こんな事をするのも、


甘えてくるのも、


俺だけに見せて欲しい。












そんな風に思ってしまう自分がいる。


今日のお嬢様は、俺だけの秘密にしておこう。


誰にも言わないで、俺だけしか知らないお嬢様。


そう思いながら、俺は目を閉じた。

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