【長】野球ボール
「え、何で?ダメ?」
本当に驚いているソウソウ。
「ダメっていうか…そんなことできるんなら最初からしてるし」
「ん?できない?」
「……絶対できない。結果見えてるのに」
”俺はもう叶夏を好きじゃない”あの言葉は、今もあたしの心に強く残っている。
また言われるんじゃないかって、怖くて告白なんてできないよ。
「そっか…。やっぱり俺が一輝に聞いてみようか?何気なく」
「ダメ!!」
何回も言ってくれるソウソウ。
だけどこれだけは頼みたくないっ。
ソウソウのことだから、ポロッとあたしの気持ち言っちゃうかもしれないし…。
一輝の気持ちがあたしにないって分かったとして、ソウソウはそれを隠す技術なんて持ってなさそうだし…。
まだ傷付く準備はできてないんだ。
受け身じゃダメだって分かってる。
でもどうしても動けないんだよ…っ。
本当に驚いているソウソウ。
「ダメっていうか…そんなことできるんなら最初からしてるし」
「ん?できない?」
「……絶対できない。結果見えてるのに」
”俺はもう叶夏を好きじゃない”あの言葉は、今もあたしの心に強く残っている。
また言われるんじゃないかって、怖くて告白なんてできないよ。
「そっか…。やっぱり俺が一輝に聞いてみようか?何気なく」
「ダメ!!」
何回も言ってくれるソウソウ。
だけどこれだけは頼みたくないっ。
ソウソウのことだから、ポロッとあたしの気持ち言っちゃうかもしれないし…。
一輝の気持ちがあたしにないって分かったとして、ソウソウはそれを隠す技術なんて持ってなさそうだし…。
まだ傷付く準備はできてないんだ。
受け身じゃダメだって分かってる。
でもどうしても動けないんだよ…っ。