【長】野球ボール
「お前…第一声がそれか」


呆れた表情の一輝。


「えぇー…ダメ?」


「ダメつかさ…何にも言わなかったくせに、いきなりそれってあるか?」


「だって、今すごくそう思ったから」


「それって誉めてる?やっぱけなしてる?」


「あはは♪」


とりあえず笑ってごまかした。

だって、どっちも正解だし?




「あ、明日集合って聞いた?」


「え?知らない!!キャプテンの任命とかかな?ついに一番上の学年だねー」


「だな。もっとがんばんねぇとなっ」


「まだやるの?」


そうは言ったものの、あんまり驚いてないあたし。

一輝ならそう言う気がしてたから。
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