【長】野球ボール
「野球はすごく楽しかったんだけど…」
「けど?」
「また告白っていうか、俺のこともちゃんと考えてよね…みたいなこと言われた」
昨日のことを思い出して、少しだけ顔が熱くなる。
「へぇー…爽って恋愛するの上手いよね」
「上手い?」
「相手にちゃんと気持ちを伝えるけど、それを押し付けないっていうか…なんとなく心に余裕があるよね」
「言われてみればそうかも…」
あたしはドキドキしっぱなしだけど、ソウソウは普段と変わりなく接してくれる。
「そういうのカッコよくない?俺も見習いたいぐらいかもっ」
「励ちゃん〜」
「はは。でも一輝は爽と正反対だよ」
「え?」
正反対って…?
「昨日二人が教室出て行ってから、落ち着きなかったもん」
「けど?」
「また告白っていうか、俺のこともちゃんと考えてよね…みたいなこと言われた」
昨日のことを思い出して、少しだけ顔が熱くなる。
「へぇー…爽って恋愛するの上手いよね」
「上手い?」
「相手にちゃんと気持ちを伝えるけど、それを押し付けないっていうか…なんとなく心に余裕があるよね」
「言われてみればそうかも…」
あたしはドキドキしっぱなしだけど、ソウソウは普段と変わりなく接してくれる。
「そういうのカッコよくない?俺も見習いたいぐらいかもっ」
「励ちゃん〜」
「はは。でも一輝は爽と正反対だよ」
「え?」
正反対って…?
「昨日二人が教室出て行ってから、落ち着きなかったもん」