【長】野球ボール
「で?叶夏ちゃんは返事したの?」
「ううん」
「どうせ叶夏ちゃんのことだから、頭真っ白になっちゃってたんでしょ?」
「え…」
……図星です。
「前から俺と爽言ってたじゃん?一輝は絶対叶夏ちゃんのことが好きなんだって。本気でその可能性考えてなかったんだ?」
いつもの優しい笑顔を見せる励ちゃん。
考えるわけないじゃん…。
99.9%ないと思ってたよ…。
「どうするの?叶夏ちゃんの気持ちは決まったわけでしょ?あとは伝えるだけだよ」
「……うん」
「一輝にも…爽にも」
分かってるんだけど……
何て言えばいいのか分かんない。
伝えた後、どうなるのかな?
大好きな友達を失いたくはない。
でももう、伝えないわけにはいかない。
「ううん」
「どうせ叶夏ちゃんのことだから、頭真っ白になっちゃってたんでしょ?」
「え…」
……図星です。
「前から俺と爽言ってたじゃん?一輝は絶対叶夏ちゃんのことが好きなんだって。本気でその可能性考えてなかったんだ?」
いつもの優しい笑顔を見せる励ちゃん。
考えるわけないじゃん…。
99.9%ないと思ってたよ…。
「どうするの?叶夏ちゃんの気持ちは決まったわけでしょ?あとは伝えるだけだよ」
「……うん」
「一輝にも…爽にも」
分かってるんだけど……
何て言えばいいのか分かんない。
伝えた後、どうなるのかな?
大好きな友達を失いたくはない。
でももう、伝えないわけにはいかない。