【長】野球ボール
唇を離すと、一輝と目が合った。


一輝が微笑んだかと思うと、一気に一輝の胸に顔を押し付けられた。


優しく抱きしめてくれる一輝。


「叶夏のパワーが送り込まれてきた気がする」


「ほんと?」


「まじで。叶夏…ありがとうな」


「ん?どうしたの?」


何で急に”ありがとう”?




「野球終わったら、いっぱい遊ぼうな!!ずーっと叶夏といる!!」


「あはは♪じゃあ行きたいとこいっぱい考えとくから」


「おー。……叶夏…好きだよ」


そう言ってまた唇が重なった。


今度は少し長いキス…。


あたしも明日が楽しみだよ。
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