【長】野球ボール
『リラックス』

『欲張っていこ』


「これは甲子園の直前だったよな?」


「落ち着いて、一輝の好きなことして欲しかったから」


夢の舞台、甲子園直前の一輝の誕生日。


願うのは一輝のことだけ。

あたしは後回しでも良いって本気で思ってた。




『空気より重要』

『でっかい家な!!』


「一輝かわいーっ」


「うっせぇって」


赤くなりながら呟いた一輝。


「これってプロポーズみたいっ」


「うえ!?あ、えーと…そんな感じ…かも?か、かもな!!」


このときから、ずっとあたしと一緒にいたいと思ってくれてたってことだよね?


うれしい…。

あたしだって一輝とずっとずっと一緒にいたいし!!


「一輝大好きっ」
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