ホントのキモチ。【完】


「結崎さん…」




菊野さんは私の顔を見て、笑った。




目元には微かに光る涙。




ほんの少しの時間に生まれた友情。




それはきっと本物なはず。




笑顔が、暖かさが、私たちを包んだ。
< 106 / 156 >

この作品をシェア

pagetop