ホントのキモチ。【完】


「なによ…」




千夏はその場にペタンと座り込んでしまった。




「千夏?制服汚れちゃう…」




私は千夏を立たせようとし、腕を掴んだ。




「好きだもん…やだよ…」




千夏のそんな小さな囁きが聴こえた。




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