ホントのキモチ。【完】







ガラッ







ドアが勢いよく開いた。




「中森」




…私、夢見てるのかな。




さっきまで嫉妬で泣いてたのに、今は嫉妬なんて忘れるくらいに嬉しい。




嬉しすぎて、涙が溢れてくるよ。




「相内っ、くん…」




私はゆっくり振り向いた。




相内くん。




私の大好きな大好きな人。





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