ホントのキモチ。【完】


「結崎莉子…」




「私は、菊野 彩子(きくの あやこ)。」




菊野さんはニコッと笑った。




ふわっと笑う千夏とはまた別の雰囲気。




千夏が可愛い系なら菊野さんは美人系かな…。




なんて思っていると、彼女は髪を結い終えたのか、長い髪が彼女の手から滑り落ちた。




なんであんなにツヤツヤなんだろ…
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