【完】純白の花に、口づけを。
「何してんだアイツら」
「なんかねぇ、お魚とるって言ってたよー」
「「………」」
魚………?
「うんー。僕も無理だと思った。それに、実際は水掛け合ってるだけだしねっ」
「……俺、ちょっとなんかの手伝いしてこようかな」
「俺もそうする。希依どうするんだ」
「僕はここでみなくんとすみちゃんに仕返しするために面白い写真撮るよー」
後で仕返しされるだろうな、とは思うけど希依が意気込んでスマホを持ってるから放置。
バーベキューの準備を進めてる大人たちの方へと行けば、ハルさんが声をかけてきた。