【完】純白の花に、口づけを。
「いいわよ?その前日と、3日の夜は忙しいけど大丈夫?」
「あぁ。夕方までだから」
「そう?ふふ、楽しみにしてるわ」
千花に予定を取り付けられたことにホッとして。
「じゃあ、私仕事行ってくるわね。ふたりとも、学校頑張って」
「「いってらっしゃい」」
千花を見送った後は。
「で、なんとか間に合いそう?」
「ん。ギリギリ」
「無理はしないでね」
「お前らに手伝ってもらってんだから、無理はしてねーよ」
瑞希と、賭けの打ち合わせ。
学校までひたすらその話をして、不良関係のことを話したと思えば他の幹部とも賭けの話をして。
とりあえず、忙しい。