【完】純白の花に、口づけを。



もし、そんなことがあったら。



俺は正気じゃいられない。



「っ、ごめんなさい……」



完璧に酒が抜けてないのか、少しだけ意識がふわついてるけど。



でもまぁ、だいぶさめてきたらしい。



「反省してる?」



「し、てる。ごめんね…」



涙目でそうやって言われたら、可愛いから許してしまう。



……のだが、今の俺らの状況が状況。




怒ったというか、反省させようとした俺が依千花をベットに押し倒してる。



これで可愛いことされたら、許すけどやめられねーよな?



「ん。依千花こっち向けよ」



「ん…?っ、ん」



素直に向いた依千花の唇を塞いで。



そのあと何があったのかは。



「っ、ばか…痕つけすぎ…!」



ご想像にお任せします。



-End-



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