Death☆ゲーム
チームは全部で6人。
銃弾が6つ入る拳銃だから…らしい。
弾に当たる確率は6分の1……いや…
違う…。
最初にやる人は6分の1だけど…、
1度も当たらずに最後の人に来ればその人は100%の確率で当たる…。
つまり…後ろに行けば行くほど…危険になる…。
確か…私は…4番…目。
「はい、こちらが拳銃です。
運が良いと良いですねぇ?」
嫌味っぽく…支配者は言った。
「なによ…嫌味ったらしいわねぇ…」
(1番最初にやる人だ…。
私と同じことを思ってたんだ……)
「まあまあ…」
「もう…賢吾は絶対に死なないでよね」
「当たり前だよ…
俺ら…本当は結婚するはずだっただろ?
早くこんなゲーム終わらせて結婚するんだ」
1番目と3番目の人の会話。
(もし…彼が死んでしまったら…。
彼女はどうなるんだろう……?)