Death☆ゲーム


(遊びに行くなら…海にも伝えないとな…)



絶対に帰るんだ…その気持ちを胸に…

とにかく今の3rd.ゲームを勝ち残らないと…。


そう、考えていた瞬間に体育館のドアが開いた。



ギギーーーッ…………。



昔からこの体育館のドアは開けた時に大きな音がなる。


だから、誰か来たかはわかるのだ。



「ルールールー♪

誰かいませんかーー?♪♪」



この声は…支配者…。



「陸………っ」


「うん……大丈夫………」



「ここに1人はいると…思うんですけどねー?」



(バレてる…⁉︎)



今まで味わったことのない恐怖と緊張に頭がおかしくなりそうになる。


もう、とっくにおかしくなってしまったのかもしれないけれど……。



「あ!ここですかねー?」



そう言って開けていたのは…


多分、体育倉庫だろう…。


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