Death☆ゲーム
「もう、皆さんはちゃんと手を挙げてから発言してくださいね?
学校で習ったでしょう。
あ。そうです。ここは学校です!
場所も学校ですし、やり方も学校に近い。
皆さん、小学校を思い出して楽しんでくださいね!このDeath☆ゲームを…」
(場所も…学校…? あ…ここは…)
そうだ、ここは小学校。
私が通っていた小学校の…体育館。
体育館はやけに広がったのを覚えている。
(あれ…?小学校ってなにしたっけ…?)
「それではっ!皆さん‼︎お待ちかね!
ゲームを始めます!
1st.ゲーム会場は…『ある人』の思い出の場所です。
制限時間30分以内にそこに辿り着けば良いのです。
着けなかったらあの男のようになりますよ?
それでは!始め‼︎‼︎‼︎」
そう言ってみんなの牢屋の鍵が一斉にあく。
会場は『ある人』の思い出の場所…。
(そんなの…っ、わかるわけないじゃない…。
でも…、行かなきゃ…殺される…っ‼︎)
こうして始まったDeath☆ゲーム。
(これから…どうなってしまうの…?)