Gear ~君とおなじ~
進む
「おはよー」
教室のドアをガラっと開ける。
「菜希っ!昨日どうしたーん?」
あみちゃんが心配そうにくる
昨日は恭と別れた日……
昨日はあのあと家に帰ってお母さんに言って休んだ。
「それに、その髪……」
恭が"その髪…いいんじゃね?"っていった腰ぐらいまであったこげ茶の髪の毛は肩まであるかないかの長さまで切った。
「あのね、あみちゃん……」
私と恭が別れたことを話した。
「でもね、後悔はしてないよ?なんかスッキリしたの」
「菜希……」
「それにね、ちゃんと恭にキモチ伝えられたのはあみちゃんのおかげだから」
少し照れくさそうに笑う私にあみちゃんは抱きついて頭をなでてくれた。
あみちゃん……
あみちゃんは小さくて、それでもしっかりしてて……
いきなり涙があふれた
「菜希、おつかれさま。世の中にはたくさん男子がおるやん?やから、菜希は菜希でまた新しい恋みつけたらいいがいね。」
「あ、あ……あみちゃ……」
教室のすみっこで泣く私は
哀しいと同時に
あみちゃんの感謝のキモチでいっぱいになった。
教室のドアをガラっと開ける。
「菜希っ!昨日どうしたーん?」
あみちゃんが心配そうにくる
昨日は恭と別れた日……
昨日はあのあと家に帰ってお母さんに言って休んだ。
「それに、その髪……」
恭が"その髪…いいんじゃね?"っていった腰ぐらいまであったこげ茶の髪の毛は肩まであるかないかの長さまで切った。
「あのね、あみちゃん……」
私と恭が別れたことを話した。
「でもね、後悔はしてないよ?なんかスッキリしたの」
「菜希……」
「それにね、ちゃんと恭にキモチ伝えられたのはあみちゃんのおかげだから」
少し照れくさそうに笑う私にあみちゃんは抱きついて頭をなでてくれた。
あみちゃん……
あみちゃんは小さくて、それでもしっかりしてて……
いきなり涙があふれた
「菜希、おつかれさま。世の中にはたくさん男子がおるやん?やから、菜希は菜希でまた新しい恋みつけたらいいがいね。」
「あ、あ……あみちゃ……」
教室のすみっこで泣く私は
哀しいと同時に
あみちゃんの感謝のキモチでいっぱいになった。