せーんぱい。
「先輩、学校着きましたよ?」


「うわ、はや。……ちょっとこっち」


ん?なんだろ。

私は先輩に腕をつかまれた。


連れてこられたのは体育倉庫の裏。


「先輩、なんで…きゃっ…」


私は先輩に抱き締められた。

先輩の香水の香りがフワッと香る。


「5、4、3、」


え?なんのカウント?


「2、」


まさか、まさか、何かが爆発するとか⁉︎

先輩、私を巻き添えに⁉︎


「1、0「いや〜‼︎」


「え?なになに?日和ちゃん。俺にまだ離してほしくなかったのー?」




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