せーんぱい。
「ごめんね。本当ごめん。守れなくて、俺サイテーだよ」
先輩は申し訳なさそうに小さな声で
つぶやく。
「大丈夫です。先輩は最低なんかじゃありませんよ。ちゃんと私のこと助けてくれたじゃないですか」
「でも、一歩遅かった……」
「遅くないです。間に合ってます」
先輩 は全然悪くないのに。
すごい謝ってくる。
「あいつらに何かされた?」
「まあされなかったと言えば嘘になります」
「何されたの?」
「えと、体を触られたのと、キス、ですかね」
先輩は申し訳なさそうに小さな声で
つぶやく。
「大丈夫です。先輩は最低なんかじゃありませんよ。ちゃんと私のこと助けてくれたじゃないですか」
「でも、一歩遅かった……」
「遅くないです。間に合ってます」
先輩 は全然悪くないのに。
すごい謝ってくる。
「あいつらに何かされた?」
「まあされなかったと言えば嘘になります」
「何されたの?」
「えと、体を触られたのと、キス、ですかね」