トワレ
解散
オレはいつものようにいつもの道をベースをかかえ猛ダッシュしていた。そう、いつものように。
いつものように・・
『また遅刻だぁ~』
頭ボサボサで髭も剃ってねぇし空腹だし幸薄い感いっぱいの俺だけど、こんな俺にも俺だけの場所がある。
俺が輝ける場所。
輝ける・・

息を切らして飛込んだスタジオ。
そう、こここそが俺の居場所。音楽こそ俺のすべて。その先にいるのは半泣き状態のティンガ・・
『トワレ・・バンド・・解散だってさ』
その瞬間ムショーに腹が立った。その原因はバンドの解散なのか?それともこの空腹なのか?さだかではないがとりあえず俺達はメシを食いに行くことにした。
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