甘いキミに包まれて

通い慣れた会社への道を歩いていると

後ろから声をかけられた

{ふわぁ~学校終わったのか?}

同時に肩に小さな重みを感じた

「ミィ君寝起き?おはよう」

{今日は暖かかったからな。さっき起きた(笑)}

「そっかぁ。今日は会社に寄ってからでいい?」

{別にいいぜ。苺は働き者だな}

「ありがとう。そんな事無いよ~」

ふと周りの視線に気が付いた

あっ!!ミィ君姿見えないようにしてるから

独り言言ってるようにみえるのか!!

うわぁ恥ずかしいよ~

なんだか居たたまれなくなって

私は足早に会社に向かった
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