花の名は、ダリア
ナニ?このカオス。
いくら生物学的に寒さが平気だからって。
いくら着ているモノを洗濯したからって。
風呂上がりに裸で走り回ってイイのは、就学前までだから!
いくら思春期だからって。
いくらリアルToL○VEるしちゃったからって。
死地に赴く勇気にしちゃってイイの!?
いや…
アリかな。
ダリアの裸だもんな。
つまり、女神の裸だもんな。
勇気どころか、アドレナリンやドーパミンも湧いて出ちゃうわな。
もちろん、カウパーもな…
…
あああぁぁぁもぉぉぉうぅっ!!
クソがぁぁぁぁぁ!!!
「俺の…
俺だけのダリアなのにィィィ…」
ソージは全身から煙を噴出させながら、地面を転げ回って身悶える。
「ありがとう…
本当にありがとう…」
ヨシュアは胸の前で指を組み、感謝の言葉を繰り返す。
ダリアは…
「…うふふ。
二人とも、変なのー。」
濡れた髪を揺らして、楽しそうに笑った。
二人を変にしたのは、貴方なンだケドね。