紅色の瞳
「無駄な抵抗はやめな。私はハンターだ体を鍛えてる。」


ポニーテルの女は私の額に銃を突きつける。


もう私死ぬんだ。そう思った時ポニーテルの女が吹っ飛んだ。


私はポニーテルの女が飛んでいった方向に歩いて行った。


ポニーテルの女はステージの上で首から血を流して倒れてた。


ポニーテルの女は死んだのだろうか。


「なんで愛璃亜は一人でこんな所に来てるんだ？」


後ろに猪崎が立っている。


「松華と一緒に来たけど、松華は叔母さんに呼ばれて先に帰った。」


「猪崎、私行ったよね守ってもらわなくて良いから契約を切らせてって。」


「でも助けてもらわなくて良いとは言ってない。」


「あんだけ混血児達へ報復したがってたのになぜ突然やめると言い出した。」


「だって猪崎が分からないから。私の血が欲しくて近づいてきたくせに可愛な


んて誤解させるようなこと言うから私猪崎と一緒にいられ…」


最後まで言い終わる前に唇で塞がれてしまった。


「愛璃亜と離れてるのは嫌なんだ。確かに最初は愛璃亜の血が好きだから近づ


いた。でも今は違う信じて。」


「猪崎…」


私はもしかしたら吸血鬼にも感情があるのではないのだろうかと思った。
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