謎な三月くん
7.三月くん、好き
ベッドですやすやと眠っている三月くん。
本当はすぐにでも教室に戻らないといけないんだろうけど、側にあったパイプ椅子を持ってきて座ってしまった。
「…三月くーん…どんな夢見てるのー…」
返事が返ってこない。
それでも、目の前に三月くんがいるから、幸せだ。
思わずクスクスと笑ってしまう。
私はなんて幸せなんだろう。
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