夏恋
ガシッ
瑞帆:『え?』
夏樹先輩の強くたくましい手が、
ぁたしの手を掴んでいた。
夏樹:「優太、わりぃ!俺が今日はキラキラさせるわw」
そう言った夏樹先輩は、
ぁたしの手を握ったまま走り出した。
優太:「は!?」
________
___________
夏樹:「ここまで来りゃいっかw」
瑞帆:『先輩...』
夏樹:「あ!!ごめん...」
瑞帆:『いえ...』
手離れちゃった。
優太くん、ごめんね。
ぁたし、夏樹先輩と...居たい。
夏樹:「ごめん、突然連れ出しちゃって。
さっき...瑞帆ちゃんと目があったとき、
俺が回りたい...って思ったら」
瑞帆:『大丈夫、ですっ ...』
夏樹:「あ、でも優太に悪いよな...付き合ってるんだろ?」
瑞帆:『ふぇ!!?付き合ってないですよ!?』
夏樹:「あれ?そうなのww」
瑞帆:『はい...w』
夏樹:「そっか...なんだ...よかった」
瑞帆:『え?』
夏樹:「なんもない♪」
って
笑った先輩の笑顔もキラキラしてた。