Would you marry me? 〜年下彼氏と結婚するまで〜
「親友かぁ。」
あたしの場合は藍ちゃんだ。
歳上だけど、気が合ってずっと仲良くしてもらってきた。
今回も藍が動かなければ、長内とこんな風に一緒にいることも叶わなかった。
「杏さんには神永さんがいるね。
そんな感じだよ、俺にとって龍也の存在は。
あいつとは幼稚園からの仲だから、お互い知らないことはないってくらい知り尽くしてる。
だから杏さんのことを教えたかった。
・・・俺の1番大切な人だって。」
ファミレスを出てのんびりと歩きながら、話をする。
ただそれだけなのに、とても充実していて気持ちが暖かくなってくる。