恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

その言葉にあの時の言葉が頭の中に浮かぶ。

『お前は、いつもヘラヘラして何を考えてるのか分からない。
どーせ俺のことを陰で馬鹿にしてんだろ!?』

凄くショックだった。

私は、彼が好きで一緒に頑張って夢を追いかけてるんだと思ってたのに…

私の事をそう言う風に思ってたの?

それから、別れて…恋をするのに臆病になった。
オーナーに出会うことが出来ても…また同じことになるんじゃないかって無意識にブレーキを踏んで…

「お前と別れた後…すげぇー後悔した。
お前は、顔にすぐに出るぐらいに分かりやすいのに…ただ八つ当たりして傷つけた。
ごめん…本当に申し訳なかった!!」
そう言い頭を下げる大輝。

「大輝…やめてよ…今さら」

今さら…そんなことを言われても困る。
私達は、すでに終わったことなのに…

それに私は、今は…オーナー好きだし

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