恋愛喫茶~大人の恋の在り方~
泣き止むのを待ってからタクシーに乗った。
ぼんやりと大輝のことを考える。
もう頭の中は、ぐちゃぐちゃで自分でもどうしたらいいのか分からない。
(やばい…また泣きそう…)
その時、携帯の着メロが鳴りだした。
「あっ…そう言えば…!!」
慌てて携帯を取り上げて見ると…
着信10件。メール2件。
中を見るとオーナーと里緒だった。
正直まずいと思った…。
里緒は、送ってくれると言ってくれたのに消えてしまったし
オーナーに関しては、帰りが遅くなる所か無断外泊。
(どうしょう…絶対に怒ってる)