恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

泣き止むのを待ってからタクシーに乗った。
ぼんやりと大輝のことを考える。

もう頭の中は、ぐちゃぐちゃで自分でもどうしたらいいのか分からない。

(やばい…また泣きそう…)

その時、携帯の着メロが鳴りだした。

「あっ…そう言えば…!!」

慌てて携帯を取り上げて見ると…

着信10件。メール2件。

中を見るとオーナーと里緒だった。
正直まずいと思った…。

里緒は、送ってくれると言ってくれたのに消えてしまったし

オーナーに関しては、帰りが遅くなる所か無断外泊。

(どうしょう…絶対に怒ってる)

< 104 / 220 >

この作品をシェア

pagetop