恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

携帯の時計を見ると…7時近くになろうとしている。お店の営業時間は、7時からなので準備の最中だろう。

恐る恐る裏口じゃなくお店のドアを開けると…開いた。

ガチャッ

「…結花ちゃん!!」

ビクッ

オーナーが気づき結花と目が合う。

「あの…ただいま帰りました」

「お帰り…どうしたの?連絡くれないから心配したよ!?」

「あの…ごめんなさい!!
飲み過ぎちゃって…里緒…友人の自宅でそのまま泊まってしまいました」

慌てて思わず嘘をついてしまう。

自分でも最低だと思った。

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