恋愛喫茶~大人の恋の在り方~
言わない優しさ
「えっと…買うのは、トマトとキャベツと…」
近くにあった八百屋に行き足りない分を買い足す。
「うわぁ…重いわね。持てるかしら」
キャベツは、結構重さがあり持って行くのに一苦労していた。
その時
「あれ、結花ちゃん」
「えっ?」
振り向くと杏奈と優樹の2人だった。
「あ、杏奈さん、優樹君。おはようございます」
「ヤッホーあれ?
買い出し?」
ニコニコしながら手を振ってくれる。
「結花お姉ちゃんだ!!」
優樹も結花に引っ付いて来てくれた。
「はい。足りない物があって…」
「重そうね。
私も手伝うわよ!」