恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

「あの人って…ココのオーナー?それとも店長?」

(うっ…)

「オーナーよ…ココの経営者」
本当は、言いたくないが隠すのも変だし。

「結花…確かこの前、オーナーの所に居候させてもらってるって言って無かった?
俺…てっきり女性か老夫婦とかだと思ってたんだけど」
そう言い出す大輝に 言葉に詰まってしまう。

確かにそう言ったし…それは、真実だわ 。

「もしかして…付き合ってるの?」

!!

大輝の言葉に動揺する。

「…付き合っては、いないわ。
居候は、確かだけど…」

嘘じゃない。
私とオーナーは、事実まだ付き合ってもいない。

「でも、男と女が1つ屋の下で暮らすんだから…何かあるんだろ?」

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