恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

その後

太一とオーナーは、お店が終わると一軒の居酒屋に行った。

「ゲッ!!
マジで、亜弥が来たのかよ!?」

「あぁ、突然思い出したようにな。
まぁ、昔からそう言う奴だったけど…」
お酒を飲みながらそう発言する。

「確かにそうだけどさ…結花ちゃんいい気がしないだろ?
なんせ元カノだぜ」

「……。」
その言葉に黙り込むオーナー。

お酒を一口飲むと溜め息混じりに太一が、
「で、どうなんだ?
亜弥とは、もう切れてんだろ?なら、悩む必要無いんじゃね~の?キッパリと来るなと言えばいいんだし」

「…あいつが、それで諦めると思うか?」

「…あんまり思わない。ってか、お前もお前だろ!?
ズルズルと微妙な関係続けるから…亜弥も忘れられねーんじゃねぇーの?」

その言葉にまた、黙り込むオーナー。

そしてポツリと

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