恋愛喫茶~大人の恋の在り方~
その言葉に驚いてしまう。
(異性が居ようが関係ないって…)
「だからさ~雅樹
私とも付き合ってよ!」
「断る」
キッパリと言うオーナーだが、仲良さそうな雰囲気だ。
それにチラッと見ても大人の男女でお似合いで
美男美女のカップルに見える。
あんなナイスバディで綺麗な人がいい寄って来られたら普通の男ならイチコロ。
そう思うだけでも…勝ち目が無いと思えた。
でも、どれに対しても私がそう言う権利がない。
自分だって…同じ事やってたじゃない。
「……。」
自分の後悔と情けなさで嫌になってしまう。
そんなある日。
「あら、結花ちゃんじゃない?」