恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

どうして会いたく無い人に会うんだろうか…。
目の前に亜弥さんが居た。

「…こんにちは」

「あら、嫌だ。
警戒しないでよ~今買い物なの?」

「はい。
夕食の買い出しに…」

(警戒するなと思う方が無理あるわよね)

「ねぇねぇ、これも何かの縁だし一緒にお茶しない?
一度あなたと2人で話してみたいと思ってたのよねぇ~」
ケラケラと笑いながら言う亜弥。

「…はい?」

何だか、とても明るく人懐っこい方だなと思った。

そして、何だか知らないけど…2人でお茶する事になってしまった。

「……。」
気まずい。

そもそも一体何を話したらいいのかしら?

< 149 / 220 >

この作品をシェア

pagetop