恋愛喫茶~大人の恋の在り方~
「うん。大分…ごめんね?迷惑ばかりかけて」
「何言ってんの。
友達なら同然でしょ!
お母さんが張り切ってご飯作ってるから食べよう」
「うん」
そう言ってくれる里緒に感謝する。
正直あんまり食欲無かったが、里緒のお母さんが作ってくれる料理は、とても美味しかった。
「お味は、どう?
結花ちゃん」
「はい。どれも、とても美味しいです」
「それなら良かったわ。たくさん食べてね」
嬉しそうに笑う里緒の母親。
「結花。食べ過ぎ無くてもいいからね?
お母さん作り過ぎ…」
そう言って母親とやり取りするのを見て
自分の両親の顔を思わず思い出す。
(そう言えば、最近電話して無いかも…)