恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

思わず私は、笑ってしまう。
オーナーも照れながら笑ってくれた。

その後
里緒の家族にお礼をし私達は、元のお店に帰った。

今は、気まずさより照れさせの方が上だろう。
繋いだ手が何だか温かい。

「瀬良さんは、いつから私の事好きになってくれたんですか?」
どうしても気になる。

「…初めて君がバイトの面接に来た時…気になって
そして、一緒に働くようになってもっと気になるようになった」

「きっと…その時から君の事好きだったんだと思う。
ごめん…不器用で」
そう言いながら申し訳なさそうに謝るオーナー。

「いいえ、本当の事聞けて良かったです」
ニコッと微笑む結花。

それから私達は、愛を確かめ合った。
嬉しい…

本当に結ばれたんだ…やっとオーナーの気持ちを手に入れたように感じ幸せな瞬間だった。

「大好き…瀬良さん」

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