恋愛喫茶~大人の恋の在り方~
こんなにカッコイイのだから付き合った経験が無いとかありえない。
現にメニューを見るふりをしながら周りを見ると女性客などがチラチラとオーナーを見ている。
(無理もないわよね。私が同じ立場でも同じことするかも)
「結花ちゃん。
何を頼むか決めた?」
ハッ
「えっと…じゃあ、オレンジカクテルとこの豆腐サラダを」
「それだけ?遠慮せずにもっと頼んでもいいよ。俺がおごるし」
(えっえぇ!?)
「そんな、悪いですよ!自分のは、自分で出しますし」
いくら何でもオーナーに出して貰う訳には、いかない。
彼女でもないのに…。