恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

そうしたら気にせずに杏奈と接しれるようになった結花。

翌朝
「あれ?何だか気持ちがスッキリ戻ったみたいだね?」

「はい。
色々話たら杏奈さんも私と同じなんだぁ~と思いまして」

「同じ…?」
首を傾げるオーナー。

「フフッ秘密です」
ニコッと微笑むと

「結花ちゃん
手が離せなくて…ちょっと雪奈を見ててくれない?」

「はーい」
慌てて行く結花。

「……?」
意味が分からないオーナーだったが、結花の表情を見て安心する。

オーナーの兄が戻って来たのは、それから2日後だった。

「悪いな。
迷惑をかけて…2人共」

「いいよ…それは
義姉さんは、奥に居るから」

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