恋愛喫茶~大人の恋の在り方~
ハッピーエンド。

(買い物は、今日いいからと言ってたけど…)
そうブツブツ言いながら自宅のお店に行く。

だがお店は、真っ暗だった。

「あら、もう店を閉めたのかしら…?」

もういつの間にそんな時間になってたのかしら?

そうしたら
ひょっこりと優樹が顔を出す。

「あら、優樹君。
来てたの?」

だが、ハッと私に気づくと中に引っ込んでしまう。

「……?」
意味が分からずに中に入る結花。

「ただいま…」
そう言おうとした瞬間。

パッと電気が点灯してクラッカーが鳴り響く。

えぇっ!?

『お誕生日おめでと~う♪』

< 213 / 220 >

この作品をシェア

pagetop