恋愛喫茶~大人の恋の在り方~
オーナーと同居
知らない間にオーナーの自宅で同居をすることになってしまった。
急なことに動揺する結花は、大学で親友の里緒にそのことを話す。
「キャー同棲するの!?」
「違うわよ。同棲じゃなくて同居。
居候させてもらうだけよ!」
慌てて否定する結花。
今は、食堂で昼食を食べている所だ。
結花は、弁当。里緒は、Bセットを食べていた。
「どっちも似たようなもんじゃん。
それより、どういう進展なのよ?もしかして付き合っちゃうとか?」
興味津々と質問をしてくる里緒に苦笑いをする。
「残念ながらそう言う展開になってないわよ。オーナーのご厚意ってだけで」
「え~つまらない。
でもさ…男女の同居ってまずくならない?だって男と女が1つ屋根の下で住むのよ?何かあってもおかしくないわよ!」
「……。」
(そうなのよね。
男女が住む以上…ハプニングだってあるかもしれないし
何より私の心臓が保たないかも…)
ますます不安になって行く。