恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

「結花ちゃん
悪かったねぇ~着替えまで手伝わせて」

「あ、いえ…それぐらい当然ですよ。
逆にためになりましたから」

「…ため?」

「はい。オー…瀬良さんって子供の扱い上手ですよね。
なんて言うか…父親か保父さんみたいで」
思わず本音を言うと苦笑いされる。

「扱いが上手いってより慣れてるだけだよ。優樹は、赤ん坊の頃から見てるし」

「いえ、とても的確で上手だと思います。私保母さんを目指してるんですが参考になりました!」
尊敬の眼差しでオーナーに伝える。

それを見ていたお客が笑い出す。

「あらあら、いいわねぇ~若いって
雅樹君の彼女さんかしら?」

「ねぇ…本当」

ハッ!!


いけない。お店の前で…

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