恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

なかなか寝付けなかったせいだろう。
慌てて着替えリビングに向かった。

ガチャッ

「すみません。
寝過ごしちゃいました」
せっかく同居始めたばかりなのに

「おはよう。
あぁ、いいよ。朝ご飯出来てるけど食べれそう?」

「おはよー結花お姉ちゃん」
元気に挨拶をしてくれた。

「おはようございます。
すみません。忙しいので食べれません」

自分の担当なのに作って貰うなんて情けない。
そうしたらオーナーが

「まぁ、そうだと思ったよ。これ、作っておいたから後ででも食べて
朝食は、大事だからね」
そう言いお弁当が入った袋を渡してくれた。

「あ、ありがとうございます。行ってきます」


「うん。行ってらっしゃい」

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