恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

「結花お姉ちゃんって雅樹お兄ちゃんの彼女?」
突然の優樹の言葉に驚いてしまう。

「ち、違うわよ!!
彼女だなんて…」
そう言おうとするがオーナーに

「そうだな。
お姉ちゃんが彼女だったらいいのにな」

(は、はい!?)
何を言ってるんだと驚いてしまう。だがオーナーは、ニコニコしているし

何が何だか分からない。
その時カランと誰かが入ってきた。

「あっママ」
入って来たのは、ロングヘヤの綺麗な女性だった。
(うわぁ~綺麗な人。うん?ママ?)

こんなに若くて綺麗な人が優樹の母親だと驚きを隠せない結花。

「優樹お待たせ~いい子にしてた?」

「うん。さっき雅樹お兄ちゃんに絵本読んで貰ったんだよ!あと結花お姉ちゃんに遊んで貰ったの」

「あら、良かったわねぇ~」
そう言いながらチラッと結花達を見た。

< 6 / 220 >

この作品をシェア

pagetop