恋愛喫茶~大人の恋の在り方~
「結花お姉ちゃんって雅樹お兄ちゃんの彼女?」
突然の優樹の言葉に驚いてしまう。
「ち、違うわよ!!
彼女だなんて…」
そう言おうとするがオーナーに
「そうだな。
お姉ちゃんが彼女だったらいいのにな」
(は、はい!?)
何を言ってるんだと驚いてしまう。だがオーナーは、ニコニコしているし
何が何だか分からない。
その時カランと誰かが入ってきた。
「あっママ」
入って来たのは、ロングヘヤの綺麗な女性だった。
(うわぁ~綺麗な人。うん?ママ?)
こんなに若くて綺麗な人が優樹の母親だと驚きを隠せない結花。
「優樹お待たせ~いい子にしてた?」
「うん。さっき雅樹お兄ちゃんに絵本読んで貰ったんだよ!あと結花お姉ちゃんに遊んで貰ったの」
「あら、良かったわねぇ~」
そう言いながらチラッと結花達を見た。